瀧原宮伊勢の瀧原宮へ行ってきました。以前、夏菜さんのブログを見て瀧原宮の神々しい様子とその近くを流れる川のエメラルドグリーンの美しさをこの目で見たくなっての参拝でした。 瀧原駅をおりるとちょっとびっくりです。 本当に小さい駅なのです。 帰りの電車の時刻を聞こうと思っても駅員さんもいないし、切符売り場もありません。 時刻表を見ると、電車は2~3時間に1本くらいです。 瀧原駅に着いたのは、10:14ですが、帰りは2時前までないのです。 まあ、何かほかの方法を考えようと思いながら歩き始めました。 歩きだすとすぐに橋があり、下を覗くと綺麗なエメラルドグリーンの川です。 あ~、これこれ、私はこれが見たかったのです。 とかでは決して見ることのできない深く美しい大自然の中の水の色です。 綺麗なものを見たのでとても気持ちが良くなりました。 瀧原宮までゆったりとした気持で歩いてきました。 着きました。 あー、ここがあの瀧原宮なのですね。 「瀧原宮」「瀧原竝宮」ともに皇大神宮(内宮)の別宮で、昔から「大神の遥宮(とわのみや)」と言われ、両宮とも同じところに御殿をならべて鎮座しています。 いずれの御祭神も、天照坐皇大御神御魂(アマテラスイマスメオオミカミノミタマ)です。 「瀧原」という名は、大小たくさんの滝があるところから出た名なのだそうです。 境内は凛とした空気が立ち込めていました。 砂利道をゆっくり歩くと心が静かに穏やかになってきます。 参道には大きな木がいっぱいあります。 宿衛屋(社務所にあたるところ)の南に自然の谷水の流れる御手洗場(みたらしば)がありました。 参拝前に清水に手を洗い口を漱ぐことにしました。 川の水にちょっと手を浸けるみてビックリ、ものすごく冷たいのです。 ほんの少しじーっと浸けているだけで、凍ってしまいそうです。 でも、手を浸けただけで体全部が清らかになったような気がしました。 「瀧原宮」「瀧原竝宮両別宮」とも構造は同じ皇大神宮に準じ、神明造で鰹木は偶数で六本。(内宮は偶数で十本・外宮は奇数の九本) 千木は内削(内宮は内削で外宮が外削)、周囲には瑞垣、玉垣の二重の御垣があり、御垣にはそれぞれ瑞垣御門、玉垣御門があります。 その横にあるのは、若宮神社と御舟倉です。 そして、その横にあるのが長由介神社(ナガユケジンジャ)です。 神々しい雰囲気の中いつまでも居たいくらいでした。 名残を惜しみつつ、瀧原宮を後にしました。 このあと、瀧原宮のすぐ近くにある『木つつ木』館で松阪牛を食べることにしました。 そして、バスで隣の駅へと移動したのですが、続きは次回です。 |